めまいの改善法
自律神経失調症を改善させるのがカギ
めまいの大元の原因となるのは、やはり自律神経失調症であろう。これはストレスによって障害を受けることが多い。ストレスと言っても、近親者の死別や災害など大きなライフイベントではない。もっとありふれた、日常生活でのストレスの方がめまいに関係していることが殆どだ。
改善法 1）睡眠
日常生活のなかで、一番関係しているのはやはり睡眠だろう。寝不足は体力低下の原因ともなり、血圧などの調整力を低下させ、めまいの原因となる。 睡眠のリズムは、規則正しい生活をすることが重要である。
規則正しい生活は、脳や自律神経へのストレスを少なくし、体の持つ自然治癒力も効率的に発揮されるのでめまいも軽くなりやすくなる。
改善法 2）ストレッチ
そして睡眠以外にもストレッチも効果がある。椎骨の血液不順により発症するめまいは、肩、首周りの筋肉の緊張もその要因にある。そこで、その周辺の筋肉をほぐし血管の圧迫を開放し、少しでも血流を正常にする。 この場合も自律神経の失調で緊張が出ている可能性も高いので、やはり睡眠は必須だ。
心因性の場合、自分の性格をエゴグラムやエニアグラムなどで知っておくといいだろう。それにより、何が自分にとって負担になるか、ストレスになるかを知ることができ、心因性のめまいの効果的な対処が可能となる。
改善法 3）食事
また、カフェインの入った飲料水（コーヒー、紅茶、緑茶、コーラなど）を飲まないようにアドバイスする必要もあるだろう。これはカフェインにより脳（特に脳幹）が興奮状態となり、交感神経を無用に刺激してしまうためである。
また食事での油物を減らし、魚、野菜などを多く取るようにアドバイスすることもいいだろう。それらは血圧や血流の調整をするので、改善の手助けになるだろう。
改善法 4）自律神経を整える整体
めまいの改善法としては、病院で診察を受け、薬を処方してもらうのは当然として、それでも改善しない場合は、肩、首周りの筋肉をほぐすのもいいだろう。 また、この場合も自律神経失調症による筋肉の緊張が原因であることが殆どなため、交感神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にする必要があるだろう。
この場合、整体や鍼灸などは効果がある場合があるので、一度試されるといいだろう。 しかし、術者により効果が大きく違うので、その辺は覚悟をしておく必要もありそうだ。あなたが上記のいずれかの専門家である場合には、めまいの原因や対処法を教える必要があるだろう。
人は知らないことに対しては不安や恐怖を感じるようになっており、その不安や恐怖がストレスとなり、めまいを悪化させる場合もある。そのため、多くの人に詳しく説明するのは専門家としての義務である。また、あなたが医師ではない場合、前述したとおりめまいの原因に脳梗塞や脳腫瘍があるため、早いうちに一度医師の診察を受けるようにアドバイスすることも重要である。
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めまいが治らない時は
ご自分で対策しても、吐き気・ふらつき・頭痛などの症状が治らない、病院で2～3回検査をしてもらっても異常がないようでしたら、整体などを受けることをお勧めします。
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